ANTENAの魅力は数えきれないほどあるのですが、特に伝えたい魅力を5つ厳選してお伝えします!
まずは、簡単なプロフィールから。
ANTENAは2010年(初期メンバーがインディーズデビュー前に脱退してしまったため公式では2011年)、宮城県仙台市で結成。
インディーズで活動後、2017年10月にミニアルバム「モーンガータ」でメジャーデビュー。
現在は、ボーカルの渡辺諒さん(Vo,Gt,Key)、ギターの池田晃一さん(Gt,Key,Cho)、ベースのカッツこと鈴木克弘さん(Ba,Cho)、ドラムの本田尚史さん(Dr,Cho)の4人で活動している4ピースバンドです。

※画像は公式Instagramより引用
一度聴いたら忘れられない!耳に残る中毒性のあるメロディライン
私が初めてANTENAに出会った楽曲は、「深い 深い 青」でした。
メロディ・声・歌詞・サウンド…全てがドストライクで、「こんなバンドいるんだ!どうしてもっと早く出会えなかったんだ!」と1回聴いただけで大好きになってしまいました。
一目惚れならぬ、一聴き惚れです。
特に耳に残る美しいメロディラインは一度聴いたら忘れられません。
サウンドは都会的で洗練されているのに、メロディは日本人なら郷愁を感じるような、不思議なメロディラインなんです。
なんとなく、民謡とか童謡とかを思い起こすような「新しいのに昔から知ってる」という気持ちになります。
「Night Flight」という楽曲も、テクノっぽいサウンドと疾走感のあるアレンジなのですが、サビはわらべ歌のようなスッと頭に入ってくる覚えやすいメロディラインになっています。
これは、作曲を担当されているボーカル渡辺諒さんのバックグラウンドが関係しているかもしれません。(お父様が車の運転をする時によく昭和歌謡や、キャンディーズやオフコースの昔の曲が流れていたそうです。)
公式サイトでも、バックグラウンドについて触れられています。
脈々と受け継がれてきた邦楽のメロディラインと、今なお鳴り続ける洋楽サウンドテイストを波に乗せる。ANTENAが鳴らすのは、バックグラウンドの邦楽と、進化を続ける洋楽テイストの、“ニューレトロ”というキーワード。
一度聴いたら何度も頭の中でリフレインされて、聞けば聞くほど癖になる中毒性のある楽曲が多いので、あなたもANTENA沼にハマってみてください。
声が魅力的!ハイトーンで柔らかい癒しのミックスボイス
きっと、ANTENAのファンにアンケートを取ったらボーカルの渡辺諒さんの声の魅力をあげる人が多いのではないでしょうか?
高音が美しいハイトーンボイスなのですがキンキンしていないので、優しく包み込んでくれる温かみのある声質です。
透明感があるけどちょっぴりスモーキーな感じもして、聴いていて心地よく癒されます。
例えるなら、硬質な金管楽器ではなく柔らかい木管楽器…というイメージでしょうか?
このキレイな声で、日常に寄り添ってくれる歌詞を美しいメロディラインに乗せて歌ってくれる…何度泣かされたかわからない本当に素敵な歌声で心に沁みます。
ボイストレーニングの先生に勧められて練習し、ミックスボイス(地声と裏声の境目がない歌声)を会得したそうです。
公式サイトでも、声の魅力について触れられています。
Vocal 渡辺の地声とファルセットの緩やかな境界線を武器に、人間の機微を歌い
ベースのカッツさんが、ボーカルの渡辺さんがどこまで高音を出せるかキーをどんどん上げていく(スピッツの「涙がキラリ☆」でチャレンジ)トレーニング中の風景を撮影した動画をYoutubeにアップしているので、ぜひご覧ください!
ボーカル渡辺諒さんの声は繊細なだけでなく、活動休止中の修行期間にボイトレや発声の練習で身に付けた力強さも加わって、さらに魅力的な声にパワーアップしています。
ぜひ、Liveで生の歌声を聴いてみてください!
歌詞が良い!日常に寄り添ってくれるライフソング
ANTENAの歌を聴いていつも思うのが、誰もが感じたことのある日常の小さな心の動きを誰も表現したことがない歌詞で言葉にしてくれているということ。
「こういう感情って経験したことあるけど、言葉にするのって難しいよねー」っていうフレーズがたくさん散りばめられています。
例えば、「ラヴ ラヴ ラヴ」というラブソング。
好きな人と待ち合わせする時のドキドキと高揚感を歌詞にしているのですが、待ち合わせの間にアレコレ思いを巡らせる様子や出会った時のうれしさの描き方が秀逸で、その場面を目の前にしているかのように情景が浮かびます。
私も昔好きな先輩とデートした時、待ち合わせ場所でソワソワしながらショーウィンドウを見て髪の毛整えたりしてたよなぁ…なんて、自分の経験とも重なります。
初めて聴いた時、「天才か!?」と思ったのがサビの歌詞。
あなたがいるだけで夜に虹が架かる
夜に虹が架かっちゃうんですよ!?ありえないことなのに、恋してる時の浮き足立って天にも昇りそうな気持ちを表現するのにこれ以上はない…というくらいピッタリな表現だと思いませんか?
皆が日々感じたことがある感情を手垢が付いて散々使い古されたどこかで見たことがあるような歌詞で歌っているアーティストはたくさんいますが、ANTENAにはこういう共感力が高いのにオリジナルな歌詞がたくさんある点が唯一無二の存在だなぁと思います。
また、ANTENAは「ラブソング」ではなく「ライフソング」をテーマに掲げているので、日常に寄り添ってくれて否定せず肯定してくれる歌詞が多く、聴くと前向きな気持ちになれます。
背中をドーンと押して励ましてくれるというよりは、そっと背中を優しく支えて一緒に歩んでくれているような歌が多いです。
弱さやコンプレックスを抱えたまま、日の当たらない道を歩いていても居場所があることを歌ってくれている「Ephemeral」に出てくるフレーズ
闇の中でも弱い僕らは見つけあう そういうもんです
「ありんこ」の自己肯定感が高い歌詞
誰かが出来る何かを僕は出来ない
でも僕が出来る何かを誰も出来ない
周りと比較して取り残されてしまった気分の時に聴いたら涙が出てしまう「深い 深い 青」
加速していく毎日に置いてかれてること
それすら許してくれそうな 深い 深い 青
などなど、他にもお気に入りの歌詞がたくさんたくさんあるので、あなたも素敵な歌詞を見つけてみてください。
アレンジがオシャレ!ニューレトロなANTENAサウンド
J-POPの馴染みやすさもあり、フレンチポップのオシャレさや、テクノっぽいエレクトロサウンドの浮遊感、もちろんロックテイストのカッコ良さもあり、ANTENAサウンドの魅力は一言では伝えきれません!
ANTENAはそのサウンドを「ニューレトロ」と言っており、ニュー=洋楽のテイスト+レトロ=邦楽のメロディの融合で「新しいけど懐かしい」サウンドが特徴です。
元々は正統派ギターロック(「正統派ひねくれ歌モノバンド」と名乗っていた時期もありました)だったのですが、シンセサイザーを初めて取り入れた「天国なんて全部嘘さ」からサウンドがガラっと変わった印象です。
シンセサイザーが入ることで、AOR(Adult Oriented Rock)のようなシティポップのような、都会的で洗練されたサウンドがプラスされています。
ANTENAはメンバー全員がコーラスができる点もポイントで、コーラスが入ることでサウンドに厚みが加わり、よりドラマチックな仕上がりになっています。
例えば、「ありんこ」は盛り上がりと壮大さにコーラスが欠かせない楽曲です。
そして、ドラムとベースのリズム感とグルーヴ感が加わることで、ANTENAサウンドに幾層にも重なる低音域の深みが出て、奥行きと広がりがある音になっています。
初めてANTENAのライブを生で観た時の感想は「ドラム上手いっ!」でした。
私が個人的にドラムがカッコ良いと思う曲は「深い 深い 青」「ありんこ」ですが、生のライブで観るなら「ピザ取るから」
イントロも間奏もアウトロもライブバージョンはちょっとアレンジが音源と違っていて、ドラムの見どころ満載です。
ベースも単調なルート音だけの演奏ではなく、アレンジがカッコ良いんです。音源を聴くときベース音だけ追って聴くこともあるくらい!
魅せる意味でカッコいいのは間奏部分にギターとユニゾンっぽいセッションがある「上海ミッドナイト」
ベースがオシャレな動きしてるなーっていう意味で好きなのは「小籠包」(Youtube公式のMVは見れなくなってしまっていましたが、Apple Musicではまだ見れます)
後は、印象的なギターリフが多いのもANTENAの魅力。
メロディを際立たせてくれて、記憶に残る好きなギターリフはたくさんあるのですが、「入道雲」の間奏のギターリフは没入感があって特に好きです。(イントロとアウトロにも登場します)
ライブがカッコイイ!目・耳・体全身で楽しめる
音源はすごく良いのに実物を観たら「アレ…なんか違った」とガッカリしたりとか、逆に音源とまったく一緒でライブならではの楽しさがなく「これならCDでいいか…」とか思ったりすることありませんか?
わざわざチケット代を払って時間をかけてライブを観に行く価値があるバンドなのかどうか迷うこともあるかもしれませんが、ANTENAはライブが魅力的なバンドなのでぜひライブハウスに足を運んで欲しいです。
まず、ANTENAは歌唱力と演奏技術が高いので安心して観ていられます。(たまに歌詞を忘れたりミスったりもありますが、ライブならではのハプニングも楽しい!)
歌詞を大切にしているので音のバランスも良く歌詞がちゃんと聞き取れますし、ライブパフォーマンスも良くてお客さんを楽しませようと魅せるライブをしてくれます。
そして、何よりメンバー全員楽しそうに演っていて活き活きキラキラしてるのが、観てるこっちも楽しくなっちゃいます。
いつも全身全霊で臨んでくれるのも嬉しい!(今日はやる気ないなーとか、手抜きしてるなー、なんてLiveを見たことは一度もない)
そして、一番の魅力はライブアレンジが音源と違っている曲が多いこと。
音源の印象と魅力を損なわずに、よりライブが楽しめるアレンジになっているので、音源よりライブアレンジの方が好きな曲もたくさんあります。(ライブによってアレンジを変えてくる時もあるので、そうきたか!と毎回ワクワクします)
ライブ映像の「深海おまじない」Live at Shibuya WWWで、少し雰囲気を感じてみてください。
自然に体が揺れてきちゃいますよ♪
(サポートメンバーの稲荷直史さんがキーボードで入っています)
私の場合、ANTENAを初めて知ってから、初ライブまで1年以上かかったのですが(ライブハウスに足を踏み入れる勇気がなくて時間がかかってしまいました)行った感想は「もっと早く行けば良かった!」でした。
ライブ直後に物販で次のライブの手売りチケットを即買いする程、完全にライブでANTENA沼にハマりました。
迷っている人がいたら絶対に行った方がいい!後悔させない!楽しいこと間違いない!と太鼓判を押すので、ぜひ生でLiveを観てみてください。
まとめ「メロディ・声・歌詞・サウンド・ライブ」ANTENAは全部良し!
簡単にまとめると「メロディ・声・歌詞・サウンド・ライブ」全部良いのがANTENAです。
他にも、CDジャケットやグッズや衣装がオシャレでアートワークにもセンスとこだわりを感じられる所や、メンバー全員のお人柄の良さとか(ファンサービスが神!)とか、音楽性以外にも魅力はたくさんあるのですが、止まらなくなりそうなので今回はこの辺で…。

